【2026-27】FAカップの観戦ガイド|3回戦が狙い目な理由

    本記事の内容
    • プレミアリーグとチャンピオンシップの44クラブが参入するのが3回戦。2026-27の基準日は2027年1月9日(土)
    • 2回戦〜決勝までのラウンド日程と、抽選から試合日時が決まるまでの流れ
    • 3回戦はホームクラブの本拠地で開催。アウェイ側のチケット枠と、クラブごとの販売方法
    • 日時が固まる前に、旅行の予定をどう組むか

    こんにちは。海外サッカーのあるくらし、運営者の「神谷ゆう」です。

    神谷ゆう
    ✅本記事の著者 神谷ゆう
    • プレミアリーグやW杯など現地観戦の経験
    • 海外旅行が趣味(18カ国以上に渡航)
    • 2013年に初めてマンチェスターユナイテッドを現地観戦

    プレミアリーグの試合が取れなくても、イングランドで本命クラブを観るルートはあります。その1つがFAカップの3回戦です。

    FAカップはイングランドの国内カップ戦で、プレミアリーグの強豪クラブが登場するのが3回戦。2026-27シーズンの基準日は2027年1月9日(土)で、日本の年末年始休暇の直後にあたります。

    この記事では、2026-27シーズンのラウンド日程、抽選から試合日時が決まるまでの流れ、チケットの入手ルートを、FA(イングランドサッカー協会)とクラブの公式情報をもとにまとめました。旅行の予定の組み方まで解説します。

    FAカップの抽選を待つ間も、プレミアリーグの試合は選べます

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    FAカップ3回戦が観戦の狙い目な理由

    結論

    3回戦はプレミアリーグとチャンピオンシップの44クラブが一斉に参入するラウンドです。しかも1試合で決着がつき、日本では3連休と重なる年です。

    3回戦が狙い目な理由は、次の4つです。

    1. プレミアリーグの強豪が登場するラウンドです。2026-27シーズンはアーセナル、チェルシー、リヴァプール、マンチェスター・シティ、マンチェスター・ユナイテッド、トッテナムなど、プレミアリーグとEFLチャンピオンシップの44クラブが3回戦から参入します。(出典:FA公式 2026-27 List of Exemptions)
    2. 会場はホームクラブの本拠地です。2025-26シーズンの3回戦では、プレミアリーグのクリスタル・パレスが非リーグのマクルスフィールドに乗り込む試合や、プレミアリーグ同士の対戦が4試合ありました。(出典:FA公式 3回戦抽選結果(2025-26))
    3. 本戦は再試合がなく、1試合で勝ち上がりが決まります。同点なら延長30分、それでも決着がつかなければPK戦です。1回の渡航で結果まで見届けられます。(出典:FA公式 Rules of the FA Challenge Cup 2026-27)
    4. 日本の3連休と重なります。3回戦の基準日は2027年1月9日(土)で、2027年1月11日(月)は成人の日です。

    チケットの入手ルートはクラブごとに違うので、以降の章で順番に見ていきます。

    FAカップの仕組み|どのクラブがいつ参入するのか

    FAカップは、イングランドのサッカーピラミッドの全階層が参加する勝ち抜き戦です。2026-27シーズンは743クラブが参加します。(出典:FA公式 2026-27参加クラブ発表)

    大会は「予選」と「本戦」に分かれ、下位のクラブほど早いラウンドから戦います。参入するラウンドはクラブの所属リーグで決まります。

    参入ラウンド該当するクラブ(2026-27)
    2回戦予選からナショナルリーグ・システムのStep 2の48クラブ
    4回戦予選からナショナルリーグ(Step 1)の24クラブ
    1回戦(本戦)からEFLリーグ1・リーグ2の48クラブ
    3回戦(本戦)からプレミアリーグとEFLチャンピオンシップの44クラブ

    (出典:FA公式 2026-27 List of Exemptions)

    本戦は1回戦から決勝まで8ラウンドです。各ラウンドの組み合わせは抽選で決まり、勝ったクラブが次のラウンドへ進みます。(出典:FA公式 Rules of the FA Challenge Cup 2026-27)

    予選には再試合がありますが、本戦では同点のまま終わっても再試合はなく、延長戦とPK戦で勝者が決まります。旅行で観に行く側にとっては、試合日が1日で済むのがわかりやすい点です。

    2026-27のラウンド日程

    2026-27シーズンの本戦の日程は次のとおりです。すべて土曜日が基準日で、本戦の試合日は土曜が既定と定められています。

    ラウンド基準日
    1回戦2026年11月7日(土)
    2回戦2026年12月5日(土)
    3回戦2027年1月9日(土)
    4回戦2027年2月13日(土)
    5回戦2027年3月6日(土)
    準々決勝2027年4月3日(土)
    準決勝2027年4月24日(土)
    決勝2027年5月22日(土)

    (出典:FA公式 Emirates FA Cup round dates for the 2026-27 season/Rules of the FA Challenge Cup 2026-27)

    準決勝と決勝の会場はFAが選びます。それ以外のラウンドは、ホームクラブの本拠地で行われます。

    基準日は「土曜」、実際の試合日は幅がある

    この表の日付は基準日です。実際に試合が組まれる日は、次の章のとおり金曜〜月曜に広がることがあります。

    3回戦の抽選と試合日時が決まる流れ

    3回戦の組み合わせは、プレミアリーグとチャンピオンシップの44クラブが加わったうえで抽選されます。2025-26シーズンの実績で流れを見てみます。

    時期出来事(2025-26シーズン)
    2025年12月8日(月)夜3回戦の抽選。32試合が組まれ、開催は「1月10日・11日の週末」と案内
    2025年12月15日(月)試合日、キックオフ時間、放送の詳細が確定
    2026年1月9日(金)〜12日(月)3回戦を開催

    (出典:FA公式 3回戦抽選結果/FA公式 3回戦スケジュール確定)

    押さえておきたいこと

    抽選の段階では「この週末」としか決まりません。抽選の約1週間後に日時が確定し、2025-26シーズンは金曜19:30から月曜19:45までにキックオフが分散しました。

    2025-26シーズンの確定スケジュールでは、土曜のキックオフが12:15、15:00、17:45、20:00と複数の枠に分かれました。例えばチャールトン対チェルシーは土曜20:00、リヴァプール対バーンズリーは月曜19:45でした。

    ライブ放送に選ばれる試合の日時は、クラブ、地元自治体、警察、放送局が協議して決めると案内されています。放送に選ばれない試合の既定のキックオフは、土日が15:00、平日が19:45です。クラブ間の合意やFAの命令で変更されることもあります。(出典:FA公式 3回戦スケジュール確定/Rules of the FA Challenge Cup 2026-27)

    ホーム開催とアウェイ席のルール

    FAカップの試合は、ホームになったクラブのスタジアムで開催されます。大会規約では、アウェイ席について次のように決められています。

    • アウェイクラブは、完全に分離されたエリアのチケットを、総数の最大15%(上限9,000枚)まで請求できる
    • その請求は抽選から4日以内に行う
    • アウェイ席はホーム側と同じ料金で販売される(両クラブの合意がある場合のみ、アウェイ側が高くなる)

    (出典:FA公式 Rules of the FA Challenge Cup 2026-27)

    実例として、2025-26シーズンの3回戦トッテナム対アストン・ヴィラでは、ヴィラが上限の9,000枚を確保しました。そのため、トッテナムの一部のシーズンチケット保持者は普段の席で買えなくなっています。(出典:トッテナム公式 チケット案内)

    アウェイ席はアウェイクラブが請求して販売する枠です。ホーム側・アウェイ側のどちらを狙う場合も、抽選のあとに各クラブの公式案内を確認するのが基本になります。

    チケットの買い方|クラブごとの販売方法

    FAカップのチケットは、ホームクラブが価格を決めて販売します。ホームクラブは、抽選から7日以内に入場料を決めて通知します。本戦の最低入場料は、割引対象を除いて£10です。(出典:FA公式 Rules of the FA Challenge Cup 2026-27)

    販売方法はクラブで違います。2026-27シーズンの3回戦の販売条件は抽選のあとに決まるため、ここでは2025-26シーズンの3回戦の実例を紹介します。

    試合(2025-26 3回戦)大人料金販売の順序
    トッテナム対アストン・ヴィラ£30(全エリア共通)シーズンチケット保持者→One Hotspur+ Members(12月22日)→One Hotspur Members(12月23日)
    マンチェスター・シティ対エクセター£10〜£30(会員区分・エリアで異なる)12月18日から会員向けに販売。最終枠はエティハドで過去に1試合以上購入した人(12月29日)
    チャールトン対チェルシー£27からシーズンチケット保持者→購入実績または230ポイント→100ポイントの3段階(12月17〜19日)
    マクルスフィールド対クリスタル・パレス£3012月29日16〜18時のみクラブ事務所窓口で一般販売(1人4枚まで)

    (出典:トッテナム公式/マンチェスター・シティ公式/チャールトン公式/マクルスフィールド公式)

    販売は抽選の約10日後に始まった

    2025-26シーズンは、抽選(12月8日)の約10日後の12月17日〜18日に、各クラブの販売が始まりました。抽選の結果が出たら、対象クラブの公式サイトのチケット案内を確認しましょう。

    会員登録や購入実績を条件にするクラブもあれば、窓口で一般販売するクラブもあります。3回戦のカードが決まってから、そのクラブの条件に合わせて動くのが基本です。

    準決勝と決勝は、FAが配分枚数と価格を決めてクラブに割り当てる仕組みです。ホームクラブが売る3回戦までとは異なります。(出典:FA公式 Rules of the FA Challenge Cup 2026-27)

    日程が固まる前にできる旅行の準備

    3回戦は、旅行を決める段階では日時が決まっていません。基準日は2027年1月9日(土)で、抽選のあとに日時が確定します。2025-26シーズンは、金曜の夜から月曜の夜までキックオフが広がりました。

    そのため、次のように準備を進めると無理がありません。

    1. 基準日の週末(1月9日〜11日)を旅行の中心に置く。日本では1月11日が成人の日で、3連休です。
    2. 金曜の夜〜月曜の夜までのどこかに試合が入る前提で、休みの前後に余裕を持たせる
    3. 抽選のあとは、対象クラブの公式チケット案内を確認する

    3回戦を軸にした観戦プランの型

    ラウンドの日程が決まっているので、旅行の型は3つに分けられます。カードは抽選で決まるため、ここでは日程の組み方だけを整理します。

    型狙い基準日
    3回戦を観るプレミアリーグ勢が登場するラウンドを、日本の3連休に合わせて観る2027年1月9日(土)の週末
    4回戦・5回戦を観る3回戦を勝ち上がったクラブの試合を、後のラウンドで観る2027年2月13日(土)/3月6日(土)
    準々決勝以降を観るラウンドが進んだ試合を観る(準決勝・決勝の会場はFAが選ぶ)2027年4月3日(土)/4月24日(土)/5月22日(土)

    (出典:FA公式 ラウンド日程)

    年末年始に観戦旅行を組む場合は、その延長として年明けのFAカップを考えるとつなげやすくなります。

    日程が固まるまで、旅の軸を決めきれないなら

    日程が決まっているリーグ戦から先に押さえる手もあります

    まとめ

    まとめ

    FAカップの3回戦は、プレミアリーグとチャンピオンシップの44クラブが一斉に登場するラウンドです。2026-27シーズンの基準日は2027年1月9日(土)で、日本では成人の日の3連休と重なります。

    抽選の段階では「この週末」としか決まらず、日時は約1週間後に確定します。2025-26シーズンは金曜から月曜までキックオフが分散しました。チケットは、ホームになったクラブが会員向けや窓口などの方法で販売します。

    基準日の週末を旅行の中心に置き、抽選が終わったら対象クラブの公式チケット案内を確認する。この流れで準備してみてください。

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