ハーランド父 元マンチェスターユナイテッド選手ロイキーンとの確執とは?

    ハーランド父 ロイキーンとの確執

    2022年10月3日のマンチェスターダービーでハーランド父と元マンチェスターユナイテッドの選手のロイ・キーンが急接近していたことが話題になりました。

    アーリング・ハーランドといえば、現在プレミアリーグで大活躍中の選手なのですが、彼の父アルフ=インゲ・ハーランドもかつてプレミアリーグで活躍していた選手でした。アルフ・ハーランドはノッティンガムフォレスト、リーズユナイテッド、マンチェスターシティに所属していました。

    一方、ロイ・キーンは1993年に当時史上最高額でマンチェスターユナイテッドに移籍してきて、のちにキャプテンも務め、クラブに多くのタイトルをもたらしたレジェンドOBです。現在はサッカーの解説などを行っています。

    なんでこの二人の急接近が話題になっているの?この二人には過去に何があったの?

    実はアルフ・ハーランドとロイ・キーンにはお互いが現役のサッカー選手だった頃に、ある大きな確執があったのです。

    今回はハーランドの父とロイ・キーンの選手時代に何があったのかを紹介したいと思います。

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    目次

    ロイキーンの大怪我

    事はロイキーンがハーランド父に大怪我させられるところから始まりました。

    1997年9月27日のリーズユナイテッドとマンチェスターユナイテッドの試合でアルフ・ハーランドがロイ・キーンにタックルをしました。

    本気で痛がっているロイ・キーンに対してアルフ・ハーランドは「大袈裟に倒れ込むんじゃねえ!」と言い放ったそうです。

    実際にはロイ・キーンは前十字靭帯断裂の大怪我を負ってしまい、その後の約1年間は怪我の治療のため、サッカー出来なくなってしまいました。

    ロイ・キーンは懸命にリハビリをしていたそうです。

    こちらの脚のリハビリの映像が有名です。

    報復殺人タックル

    時は流れて2001年、アルフ・ハーランドはマンチェスターシティに移籍しており、ロイ・キーンはマンチェスターユナイテッドに在籍していました。

    2001年4月21日、マンチェスターユナイテッド対マンチェスターシティのの試合で今度はロイ・キーンがアルフ・ハーランドに対して非常に危険なタックルを行いました。

    ロイ・キーンは映像の通り、レッドカードで退場となり、アルフ・ハーランドは左膝に怪我を負うこととなりました。

    ちなみにこのレッドカードは倒れ込む相手を罵り続けたキーンの振る舞いも含めて、「プレミアリーグ史上最もレッドカードに値するプレー」と評されています。

    アルフ・ハーランドはその後左膝の怪我がよくならず、約2年後に引退に追い込まれました。

    2002年にロイ・キーンは自伝「ロイ・キーン 魂のフットボールライフ」を出版し、その中でアルフ・ハーランドに対するタックルは報復のための故意に行ったというような記述がありました。

    これを受けて、イングランドサッカー協会はロイ・キーンにプレミアリーグ5試合出場停止と罰金15万ポンドを科しました。

    その後

    ロイ・キーンとアルフ・ハーランドの確執はその後どうなったの?

    ロイ・キーンとアルフ・ハーランドの確執はアルフ・ハーランドの息子アーリング・ハーランドがサッカー選手として活躍し始めて、また取り沙汰されるようになりました。

    2019年当時マンチェスターユナイテッドの監督だったスールシャール監督はアーリング・ハーランドをノルウェーのモルデ時代に指導していたこともあり、ユナイテッドに呼び寄せようとしているという報道がありました。

    その際に、ロイ・キーンは

    「ハーランドのユナイテッド入りは良い話だと思う。私は一人のユナイテッドサポーターだからね。彼がもし加わるのなら、それは歓迎すべきこと。もう深刻な状況でもないし(ハーランド父親との)過去の話は関係ない」

    闘将キーン、ハーランド父との深い因縁とは?「もう深刻な状況でもない」Jr.のマンU入りを歓迎 goal.com

    と語っていました。

    しかし、2021年6月のテレビ番組では「タックルについて謝るつもりはない」と断言してます。

    そして、2022年10月2日にアーリング・ハーランドにとっての初めてのマンチェスターダービーで、観戦に来ていた父アルフ・ハーランドと解説者として来ていたロイ・キーンが非常に近い距離まで近づいていることが話題になりました。

    あるスポーツ番組はこのダービーの時に、二人を再会させようと試みたそうですが、実現する事はありませんでした。

    まとめ

    およそ20年前に始まったアルフ・ハーランドとロイ・キーンの確執は、息子のアーリング・ハーランドがマンチェスターシティに移籍して来て、再び話題になっています。

    この二人が再び言葉を交わす日は来るのでしょうか?

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