- 2026/27シーズン最新のチケット入手方法(メンバーシップの料金・カテゴリー別の定価)
- 収容10万人の新スタジアム計画と、現オールドトラフォードで観られる期限
- アクセス方法と試合当日のスケジュール(トラムの乗り方・2026年の工事情報つき)
- 4スタンドの座席の選び方と、拡大中のセーフスタンディング
- スタジアム内外のグルメ・グッズショップ事情(最新の飲食価格)
- 持ち物・服装・ルール(バッグのサイズ制限と持ち込み禁止物)
- 出待ち・サインをもらう方法とスタジアムツアーの予約
こんにちは。海外サッカーのあるくらし、運営者の「神谷ゆう」です。
サッカーファンなら一度は行ってみたいスタジアム。オールドトラフォードは、その筆頭だと思います。
ただ、いざ現地で観るとなると、決めることが意外と多いんですよね。チケットをどう取るか。スタジアムまでどう行くか。どの席に座るか。試合後に選手のサインを狙うなら、待つ場所も知っておきたいところです。
この記事では、イギリス旅行のついでに寄る方や、初めてマンチェスターを訪れる方が当日迷わないように、必要な情報をひと通りまとめました。
テレビ越しでは伝わらない音と熱がある場所です。それでは見ていきましょう。
オールドトラフォードとは?スタジアムの特徴
オールドトラフォードは、マンチェスター・ユナイテッドが1910年から使っている本拠地です。“シアター・オブ・ドリームス”という愛称のほうが通りがいいかもしれません。
100年以上にわたって名勝負が積み重なってきた場所で、選手にとってもファンにとっても特別な意味を持つスタジアムです。
- 着工:1909年/公式オープン:1910年
- 収容人数:約7万4千人(イングランド国内でも最大級)
- スタンド:4方向(南・北・西・東)に分かれた構成
- 設計:名建築家アーチボルド・リーチ
まずは、どんなスタジアムなのかを押さえておきましょう。
歴史と名称の由来
オールドトラフォードの建設は1909年に始まり、1910年に公式オープンしました。
設計したのは建築家のアーチボルド・リーチ。完成当時としては、かなり先進的なスタジアムでした。
「オールドトラフォード」という名前は、マンチェスターのトラフォード地区にあることから来ています。
第二次世界大戦中には爆撃で大きな被害を受けました。そこから再建と拡張を繰り返して、いまの姿になっています。
収容人数とスタンド構成
現在、オールドトラフォードの収容人数は約7万4千人と、イングランド国内でも最大級のスタジアムの一つです。
スタンドは4方向に分かれていて、サイドスタンドとゴール裏では雰囲気がかなり違います。
北側のスタンドは、クラブを長年率いた名将にちなんでサー・アレックス・ファーガソン・スタンドと改称されました。熱狂的な応援で知られるのは、ホームサポーターが集まるゴール裏のほうです。
スタジアムの設備
- ピッチ:イングランド特有の美しい芝が特徴で、プレミアリーグの他の競技場に比べても整備に力を入れています。
- 座席レイアウト:スタンドに傾斜があるので、後ろのほうの席でもピッチが見やすい造りです。
- コンコースエリア:各スタンドの内側にある通路に売店やトイレ、グッズショップが並んでいます。飲食物もクラブ公式アイテムもここで買えます。
- VIPラウンジ・ボックス席:特別な観戦をしたい人向けに、専用のラウンジやボックス席もあります。
“シアター・オブ・ドリームス”と呼ばれる理由
この愛称は、ここで多くの名選手や名監督が結果を残し、ファンもまた夢を見てきたことに由来します。
ライアン・ギグスやポール・スコールズをはじめ、世界中から集まったスター選手がこのピッチでプレーしてきました。試合ごとに新しい物語が生まれる場所、という意味で“劇場”なんですね。
その歴史は、いまも積み重なり続けています。ただ——その「いまの姿」に、実は期限が近づいています。
【2026年最新】新スタジアム計画と、いま行くべき理由
2025年3月、クラブは収容10万人の新スタジアムを建設する計画を発表しました。設計は、あのFoster + Partners。高さ200mのマスト3本が立つデザインで、完成すれば英国最大のスタジアムになります。
2026年に入って、話はさらに具体化しました。7月には建設地が現オールドトラフォードから北西へ約350mの位置に確定。トラフォード評議会も周辺エリアの再開発マスタープラン案を承認し、2026年7月28日から9月22日まで住民向けの公開協議が行われています。
- 収容人数:約100,000人(現在の約74,000人から大幅増)
- 建設地:現オールドトラフォードの北西約350m
- 完成目標:当初の2030年から2032年へ後ろ倒し(クラブ幹部の発言)
- 着工日:未定。スタジアム本体の建築許可はまだ取得していない
- 建設中も、試合は現オールドトラフォードで開催される方針
気になるのは「じゃあ現オールドトラフォードはいつまで観られるのか」ですよね。
結論から言うと、クラブは最終シーズンを公表していません。ただ、2026年8月の時点でまだ建築許可すら取れておらず、着工日も決まっていません。建設には4〜5年かかると見られているので、少なくとも今後数年は現オールドトラフォードで試合が続くと考えて問題ないでしょう。
老朽化した屋根の雨漏りは以前から知られていますが、その修繕計画自体が「新スタジアムに移るかどうか」の判断待ちで保留になっています。つまりクラブは、現スタジアムに大きな追加投資をしない方向で動いているということです。
100年以上使われてきたこのスタジアムで観られる時間は、確実に減っていきます。「いつか行きたい」と思っているなら、日程を決めてしまうのが一番です。
マンチェスターユナイテッドのチケットの入手方法
オールドトラフォードでユナイテッドの試合を観る。多くのファンにとって憧れの体験だと思います。
ただ、人気が高いぶんチケットの確保は簡単ではありません。
- 公式サイト:定価で買えるが、メンバーシップ必須&難易度は高め
- リセールサイト:日本から確実に押さえたいならここ
- ホスピタリティ(VIP):予算に余裕があり、特別な体験をしたい人向け
それぞれのメリットと注意点、購入の手順を順番に見ていきます。
チケットの価格や販売スケジュールについては、下記の記事でさらに詳しく解説しています。
チケット定価の目安とメンバーシップの仕組み、公式サイトでの発売スケジュールと抽選・先着販売の攻略法、売り切れ時に役立つ選択肢まで解説しています。
公式サイトからの一般チケット購入
- 定価で購入できる:手数料が抑えられ、最も安くチケットを入手できる方法です。
- メンバーシップ登録が必須:公式FAQに「プレミアリーグの試合はOfficial Membersにのみ販売する」と明記されています。会員登録なしでは買えません。
- 購入難易度が高い:毎試合ほぼ満席で、発売と同時に埋まります。人気カードは抽選(ballot)になることもあります。
2026/27シーズンのメンバーシップは4種類
ここは2025年から大きく変わったところです。以前あった「FULL」「LITE」というプラン名はすでに廃止され、現在は次の4種類に再編されています。
| プラン | 料金(2026/27) | チケット購入権 | メモ |
|---|---|---|---|
| Premium | £70 | あり | 特典がもっとも充実。£20のeバウチャー付き |
| Official | £37.50 | あり | チケット購入が目的ならこれで十分 |
| Under 16 | £20 | あり | 16歳未満向け |
| Forwarding | £30 | なし | 他会員から転送されたチケットを受け取る専用 |
日本から観戦しに行く大人であれば、「Official」を選んでおけば問題ありません。居住地の制限はないので、日本からでも会員登録できます(会員パックの海外配送には最大28日かかります)。
チケットの定価はカテゴリー制
試合ごとの人気度に応じて、カテゴリーA〜Dで価格が変わる仕組みです。2026/27シーズンの公式価格表がこちら。
| カテゴリー | 大人 | 16歳未満・16〜17歳 | 18〜20歳・66歳以上 |
|---|---|---|---|
| A(最上位カード) | £62〜£101 | £31〜£50.50 | £46.50〜£75.75 |
| B | £55〜£90 | £27.50〜£45 | £41.25〜£67.50 |
| C | £44〜£72 | £22〜£36 | £33〜£54 |
| D | £33〜£54 | £16.50〜£27 | £24.75〜£40.50 |
※2026/27シーズンの公式価格表(tickets.manutd.com掲載のPDF)より。座席の位置によって同カテゴリー内でも価格が変わります。シニア(66歳以上)とユース向けの割引は、2026/27シーズンも継続しています。
販売スケジュールと抽選
会員向けの先行販売が基本で、人気の高い一部のホームゲームは抽選(ballot)形式になります。抽選対象の試合は公式サイトの専用ページで告知され、ログインしないと対象カードが確認できない仕様です。
販売の時期や方式はシーズンごとに見直されます。とくに人気カード(マンチェスター・シティ戦やリヴァプール戦など)は抽選に回ることが多く、申込期間を逃すと次のチャンスは数か月後です。観戦したい試合が決まったら、公式のチケットページを定期的にチェックしてください。
チケットは完全デジタル(NFC方式)
紙のチケットもPDFも、いまはありません。公式アプリ内のデジタルチケットのみです。
しかもバーコードやQRコードは使いません。スマホを改札機のスキャナー部分にかざすNFC方式なので、渡航前にアプリを入れて、ログインできる状態にしておきましょう。
公式サイトでの購入ステップ
- 公式アカウントの作成
メールアドレスと基本情報を登録します。 - メンバーシップに登録
チケットを狙うなら Premium・Official・Under 16 のいずれかを選びます。 - 販売開始に合わせて申し込む
先着なら発売時刻にアクセス、抽選なら期間中にエントリーします。 - 決済
クレジットカードで支払います。 - アプリでチケットを受け取る
当日はスマホを改札にタップして入場します。
公式アプリには、チケットを手放すためのリセール機能があります。試合の2週間前までに登録すれば全額返金、それ以降は£10が差し引かれる仕組みです(通常のキャンセルは£5控除)。
逆に言えば、この機能で戻ってきた席が直前に出回ることもあります。諦めずに直前まで見ておく価値はあります。
リセールサイトを利用する方法
会員登録が間に合わなかった、抽選に外れた、そもそも渡航日のほうが先に決まっている。そんなときの現実的な選択肢がリセールサイトです。旅行の日程が動かせないなら、むしろこちらのほうが確実だったりします。
リセールサイトは、チケットを再販売するための仲介サイトです。公式で買った人が、行けなくなったチケットを他のファンに譲る、という仕組みですね。
リセールサイトは様々ありますが、SportsEvents365はマンチェスターユナイテッドのチケットを数多く取り扱っており、日本からも安心して利用できるため、多くのファンに利用されています。
SportsEvents365は、信頼性抜群のリセールサイト。試合が近づくほど在庫が増え、人気試合も見つけやすいのが魅力です。日本語対応のサイトと100%返金保証で、初めての購入でも安心して利用できます!
このサイトは海外のサイトですが、日本語対応しているため、非常に便利です。
- 豊富なチケット在庫:一般販売では入手困難なビッグマッチのチケットも多数出品されており、プレミアリーグの人気カードから、カップ戦まで幅広く対応しています。
- 価格はリアルタイムで変動:人気や時期によって価格が変動しますが、他のリセールサイトに比べて割安な場合もあります。
- 日本語対応のサイト:多くの国に対応しており、サイトも日本語対応のため操作が簡単です。
SportsEvents365では、万が一チケットに問題が発生した場合でも100%返金保証があり、過去2年間で販売された75,000枚以上のチケットのうち、返金が発生したケースはわずか2件のみです。
さらに、日本語対応のサポート(電話・メール・チャット)があるため、海外のチケット購入が初めての方でも安心して利用できます。
※その他のリセールサイト(StubHub、Ticomboなど)の情報も知りたい方は、詳細記事をご覧ください。しかし、日本からの利用しやすさと安全性を考慮すると、SportsEvents365がもっともおすすめです。
StubHub、Klook、Ticombo、FootballTicketNetなど主要サイトを比較し、選び方のポイントを解説しています。
ホスピタリティチケットを利用する方法
ホスピタリティチケットは、いわゆるVIPチケットです。良い座席に加えて、ラウンジの利用や食事がセットになっています。
内容はプランによって変わりますが、多くの場合は専用ラウンジと食事・ドリンクのサービス付き。宿泊とのセットプランや、元選手と交流できるプランが用意されていることもあります。
そのぶん料金は一般チケットより高くなります。ユナイテッドの公式ホスピタリティは提携先のElevate社が扱っていて、£145程度のシート単体のプランから、£1,995クラスのVVIP体験までと幅があります。
ホスピタリティチケットの大きな利点が、メンバーシップに入っていなくても購入できることです。一般チケットが会員限定になっている以上、会員登録が間に合わない旅行者にとっては数少ない公式ルートになります。抽選に頼らず座席を確保できるのも利点ですね。
販売しているのは公式だけではありません。チケット販売代理店もそれぞれ独自のパッケージを扱っていて、料金も特典も異なります。いくつか見比べて、予算に合うものを選んでみてください。
オールドトラフォードへのアクセス方法
オールドトラフォードがあるのは、マンチェスター市内中心部から数キロほど離れたトラフォード地区です。
市内からも空港からも行きやすい場所ですが、試合日は大勢のサポーターが同じ時間に動くため、普段より時間がかかります。
ここではロンドンからマンチェスターへの移動と、市内からスタジアムまでの移動に分けて解説します。
ロンドンからマンチェスターへの移動手段
ロンドンとマンチェスターをまとめて回る方は多いと思います。移動手段は電車・バス・飛行機の3つで、それぞれ得意な場面が違います。料金や所要時間をもっと詳しく比べたい方は、ロンドンからマンチェスターへの移動方法でまとめています。
| 手段 | 所要時間 | メリット | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 電車 (London Euston → Manchester Piccadilly) |
約2〜2.5時間 | 時間帯にもよりますが本数が多く、移動がスムーズ。市内中心部から市内中心部へ直接アクセスできます。 | 早朝・深夜便は本数が減りやすく、繁忙期は切符が値上がりする場合があります。 |
| 長距離バス | 約4〜6時間 | 電車より運賃が安いケースが多く、London Victoria Coach Stationなど主要ターミナルから出発するためアクセスしやすい。 | 道路状況や渋滞の影響を受けやすく、長時間乗車になるため快適性は電車より劣る可能性があります。 |
| 飛行機 (ヒースロー → マンチェスター空港) |
約1時間のフライト | フライト時間自体は短く、移動を最小限に抑えられます。 | 直行便があるのはヒースローで、ガトウィックからは直行便がなく乗り継ぎが必要です。空港までの移動や保安検査を含めると、トータルでは電車と大差ないことも。 |
選択肢が3つもあると、どれが安くて速いのか調べるだけでひと苦労です。そんなときに便利なのが、電車・バス・飛行機をまとめて比較検索できる「Omio(オミオ)」です。
- 電車・バス・飛行機のスケジュールや料金をまとめて検索可能
- 日本語表示&日本円での支払い対応
- アプリやウェブ上でチケットを受け取れるため、現地でのチケット受け取り手続きが不要
マンチェスター市内からオールドトラフォードへの移動
マンチェスターに着いてから、スタジアムへ向かうまでの流れも押さえておきましょう。
空港から市内へはノーザンレールという鉄道が便利です。Manchester Airport駅からManchester Piccadilly駅までは、最短で15分で着きます。
トラム(Metrolink)を利用する
オールドトラフォードにはOld Trafford、Trafford Bar、Wharfside、Exchange Quayの4つの最寄駅がありますが、それぞれ距離がかなり違います。同列に考えると当日あわてるので、先に整理しておきましょう。
| 駅名 | 路線 | スタジアムまで |
|---|---|---|
| Wharfside | Trafford Park線 | スタジアムの目の前。最も近い(2020年開業) |
| Old Trafford | Altrincham線 | 徒歩約5分。試合日専用ゲートあり |
| Exchange Quay | Eccles線 | 徒歩圏内。比較的すいている穴場 |
| Trafford Bar | Altrincham線(乗換駅) | 徒歩10〜20分とやや遠い |
- メリット:渋滞の影響を受けにくく、運賃も比較的安価
- 所要時間:市内中心部から約20〜30分
マンチェスターのトラムは、日本で使っているVisaやMastercardのタッチ決済、またはApple Pay・Google Payでそのまま乗れます。専用のICカードを買う必要はありません。券売機の行列に並ばずに済むので、試合日はとくに効きます。
ホームにあるリーダーに乗る前と降りた後の2回タッチするだけ。同じカードを使い続ければ運賃は自動で最適化され、バス+トラム合わせて1日£9.50、1週間£41が上限になります。
TfGM(交通局)は2026年を通じて、約1億5000万ポンド規模の大規模なMetrolink改修工事を実施中です。実際、2026年7月13日〜8月2日はAltrincham線・Eccles線・Trafford Park線が全面運休し、Old Trafford・Trafford Bar・Wharfsideの各駅がトラムで使えない状態でした(8月3日から通常運行に復帰)。
この先も別区間で順次工事が予定されています。渡航前と観戦当日の朝に、TfGM公式サイトで運行状況を確認してください。運休中は振替バスが出ますが、所要時間は読みにくくなります。
タクシー・ライドシェア(Uberなど)
- メリット:ドア・ツー・ドアで移動可能。荷物が多い場合や家族連れに便利
- 注意点:試合後は需要が集中して料金が跳ね上がります(サージ料金)。渋滞リスクも高めです
サージの影響は想像以上です。通常£20程度の距離が、試合後には£50〜60まで上がることもあります。どうしても車で帰りたいなら、定額の事前予約タクシーを手配しておくとサージを避けられます。
どの手段を使うにしても、当日はGoogle Mapでルートを検索してから動くのが確実です。トラムの乗り場や当日の運行状況を含めた詳しい行き方は、オールドトラフォードへの行き方で写真つきで解説しています。
試合当日の混雑・時間管理
- キックオフ2〜3時間前に到着を目安に:混雑やセキュリティチェック、スタジアム周辺の散策を考慮すると、早めの到着がおすすめ。
- 帰宅ラッシュを回避する:試合終了後すぐに移動を始めると、駅やバス停、タクシー乗り場が大混雑します。余裕があればスタジアム周辺で食事やショッピングを楽しみ、ピークをずらしましょう。
- 渋滞やトラブルに備える:公共交通機関でもダイヤに乱れが出る可能性があります。都市部を通過する場合は通常よりも長めに時間を見積もるのが無難です。
試合当日のスケジュールとスタジアムの雰囲気
試合当日のマンチェスターは、朝から赤いユニフォームの人が目立ちはじめます。サッカーに詳しくない人でも、街の空気が普段と違うことはすぐに分かると思います。
ここからはキックオフまでの流れを、時間軸に沿って追っていきます。
- キックオフ2〜3時間前:スタジアム周辺に到着。露店やパブが賑わい始める
- キックオフ1.5〜2時間前:選手がスタジアム入り。“入り待ち”のチャンス
- キックオフ前:入場ゲートで手荷物検査 → ウォーミングアップ見学
- 試合終了後:出待ちや周辺散策で帰宅ラッシュをずらす
試合数時間前:スタジアム周辺への到着
とにかく早めに着くことをおすすめします。キックオフ2〜3時間前には、すでに多くのサポーターが集まり始めています。ビッグマッチだと周辺の交通機関も混むので、余裕を持って出発しておくと安心です。
スタジアムのオフィシャルショップは当日かなり混み合い、入場制限がかかることもあります。欲しいグッズがあるなら、試合前日に買っておくのが正解です。
一方で、試合日にしか買えないものもあります。スタジアム周辺の露店で売られるマッチデーマフラーなどの非公式グッズです。
また、選手がスタジアムに入る前に現地へ着いておくと、ファンサービスを受けられることもあります。詳しくは「試合後の選手とファンの交流:出待ち・サインをもらう方法」の章をご覧ください。
入場前のセキュリティチェックとゲート付近の様子
- セキュリティチェック
入場ゲートでは手荷物検査があります。バッグのサイズ制限もあるので、荷物は最小限にしておきましょう。ゲート前に長い列ができることもあるため、時間には余裕を持って。 - ゲート付近の雰囲気
サポーター同士で声をかけ合ったり、試合前からクラブソングを歌い始めたり。観光客にもフレンドリーなファンが多いので、こちらから話しかけてみると一気に楽しくなります。
キックオフ前:ウォーミングアップや応援歌
- ウォーミングアップ見学
早めに入場すると、選手のウォーミングアップを間近で見られます。好きな選手がシュート練習をしている姿を撮れるのは、この時間だけです。 - 応援歌の大合唱
キックオフが近づくと、ユナイテッドの伝統的なチャント(応援歌)がスタンド全体に広がります。歌詞が分からなくても、手拍子だけで十分参加できます。この一体感はテレビでは絶対に伝わりません。
試合中:迫力ある応援とサポーター文化
- スタンドごとの雰囲気
ゴール裏、とくにストレトフォード・エンドはとにかく熱いです。一方でメインスタンドやファミリーエリアは落ち着いて観られるので、同行者に合わせて席を決めるといいと思います。 - ハーフタイムの過ごし方
売店で軽食やドリンクを買えますが、トイレもコンコースもこの時間が混雑のピークです。休憩は20分ほどしかないので、席に戻るタイミングは早めに見計らっておきましょう。
試合後:熱気が冷めやらない余韻
- 帰宅ラッシュの混雑
帰りのトラム乗り場はかなり混みます。周辺を散策したり、選手の出待ちをしたりして、ピークをやり過ごすのが賢いやり方です。 - 選手の出待ちとファンサービス
メインスタンド(South)とストレトフォード・エンド(West)の間の角付近にあるゲートが選手出口で、その付近で待機することで写真撮影やサインなどのファンサービスが受けられることがあります。詳しくは「試合後の選手とファンの交流:出待ち・サインをもらう方法」の章をご覧ください。
オールドトラフォードの座席選び:見え方とおすすめエリア
オールドトラフォードのスタンドは南北東西の4方向に分かれていて、それぞれクラブのレジェンドにちなんだ名前が付いています。
同じスタジアムでも、スタンドごとに構造も雰囲気もまるで違います。席で迷ったら、まず「どんな見え方をしたいか」「どのくらい熱い場所がいいか」から絞っていくのがおすすめです。
- 熱狂と一体感を味わいたい→ ストレトフォード・エンド(西ゴール裏)
- 落ち着いて戦術を眺めたい→ サー・アレックス・ファーガソン・スタンドの上層
- 写真もきれいに撮りたい→ サー・ボビー・チャールトン・スタンド2階中央
- 家族連れ・初観戦→ メインスタンドやファミリーエリア
サー・ボビー・チャールトン・スタンド(南側・メインスタンド)
1階
- スタジアムの顔
ベンチや選手トンネル、VIP席、報道席が集まるメインスタンドです。レンガ造りの外観に歴史を感じます。大型ビジョンを置かずスコアボードだけで通しているのも、ここらしいところ。 - 視界・おすすめポイント
2階席の中央付近はピッチを左右バランスよく見渡せて、写真も撮りやすい特等席です。そのぶん競争率は高く、価格も上がります。ファミリーエリアやクラブOB専用席があるのもこのスタンドです。
2階
サー・アレックス・ファーガソン・スタンド(北側・バックスタンド)
1階
2階
- 最大収容の3層構造
スタジアムで最も大きなスタンドです。3階席まであるので、上に行くほどピッチ全体を俯瞰でき、フォーメーションや両ゴールの動きを追いやすくなります。 - 雰囲気・観戦スタイル
古参のシーズンチケットホルダーが多く、他より落ち着いた空気があります。じっくり試合を見たい方や家族連れなら、このあたりが無難です。
3階
ストレトフォード・エンド(西ゴール裏)
1階
- 熱狂的サポーターの本拠地
ユナイテッドを象徴するゴール裏で、チャント(応援歌)が途切れません。スタンドごと総立ちになる場面もよくあります。一体感を味わいたいなら、ここです。 - 注意点
裏を返せば、ずっと騒がしい場所でもあります。小さなお子さん連れや、静かに観たい方には向きません。
2階
イーストスタンド(東ゴール裏)
1階
- ビジター割当席を含むゴール裏
アウェイサポーター席が一部あり、ストレトフォード・エンドに比べると応援はマイルドです。周囲にアウェイファンが多い座席もあるため、ユナイテッド側の一体感を求めるなら西寄りを選びましょう。 - 視界の傾向
熱狂という点では西に譲りますが、そのぶん試合そのものに集中しやすい席でもあります。
2階
座席階層と視野の違い
| 階層 | 見え方の特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 1階席(下層) | 選手との距離が近く臨場感が大きい一方、俯瞰性や全体像の把握にはやや不向き。 | 選手を間近で見たい人、迫力重視の人 |
| 2〜3階席(上層) | ピッチ全体を見渡しやすく、フォーメーションや戦術の全体像がつかみやすい。 | 戦術をじっくり観察したい人、写真を撮りたい人 |
下層前方席は屋根のカバーが不十分で、雨の日には濡れる可能性が高いです。とくにメインスタンド側は屋根の老朽化による雨漏りが以前から問題になっていて、豪雨の日にスタンド内へ雨水が流れ込んだ例も複数あります。
しかもこの屋根の張り替え計画は、新スタジアムへ移るかどうかの判断待ちで保留になったままです。当面は改善が見込めないと考えて、雨具を用意しておきましょう。
セーフスタンディング(レールシート)が拡大中
イングランドのスタジアムでは長く立ち見が禁止されてきましたが、近年は手すり付きの「レールシート」による立ち見エリアが解禁されています。オールドトラフォードはその導入がとくに進んでいるスタジアムです。
2025年11月にはストレトフォード・エンドの2層目に約6,000席が追加され、スタジアム全体のセーフスタンディングは13,577席(全体の約18%)まで拡大しました。プレミアリーグでも最大級の規模です。
各座席の前に手すりが付いていて、試合中ずっと立って応援していいエリアです。前の人が立っても視界が遮られにくく、転倒のリスクも下がります。
熱狂の中心で90分を過ごしたいなら最高の場所ですが、座ってのんびり観たい方には向きません。チケットを取るときは、その席がレールシートかどうかを確認しておきましょう。
スタジアム内外のグルメ・グッズショップ事情
観戦の楽しみは、試合そのものだけではありません。
コンコースの売店、周辺のパブ、そして公式メガストア。この3か所を知っているかどうかで、当日の満足度はけっこう変わります。順番に見ていきましょう。
スタジアム内のフード&ドリンク
イングランドの定番スタジアムグルメ:パイ
コンコース(スタンド裏の通路)にはたくさんの売店が並んでいて、看板メニューは熱々の「ミートパイ」です。
ビーフ&ポテト、ステーキ&エールなど種類も豊富です。かなりボリュームがあるので、これ1つで十分お腹にたまります。
単品で買うほか、パイやスナックにドリンクを組み合わせたセット(ミールディール)もあります。2025/26シーズンの価格で3点セット£10.70、6点セット£20。人数がいるならセットのほうが得です。
ホットドッグやバーガーも充実
パイ以外にも、ホットドッグやバーガー、フライドポテトといった手軽なものが揃っています。イギリスのパブ飯をそのままスタジアムに持ち込んだような品揃えです。ソフトドリンクやスナック菓子もあります。
ビールの値段は上がっています
一部の売店ではビールやサイダーも売っています。ただしここはここ数年で大きく値上がりしたポイントです。
| 商品 | 2025/26シーズン | 前シーズン |
|---|---|---|
| Madri(1パイント) | £5.75 | £3.80 |
| Carling(500mlボトル) | £4.95 | £3.80 |
クラブは「過去3年で食品・飲料のコストが25〜30%上がった」ことを理由に挙げています。とはいえプレミアリーグ全体の平均(£6.00前後)は下回っていて、リーグでは9番目に安い水準。「破格に安い」とまでは言えませんが、高すぎるわけでもない、という位置づけです。
※価格は2025/26シーズン時点のものです。シーズンごとに改定されるため、目安としてご覧ください。
イングランドでは法律により、スタンド席でのアルコールの飲用は禁止されています。購入後はコンコースで飲み切ってから座席へ戻りましょう。
混雑とキャッシュレス決済
ハーフタイムの売店は長蛇の列になります。前半が始まる前か、試合終了後に寄るほうがスムーズです。
支払いはカード・非接触決済のみ。メガストアの公式ページにも「現金の取り扱いを避けるためカード決済のみ受付」と明記されています。現金は用意しなくて大丈夫です。
クラブはホスピタリティ大手のLevy社と新たに提携し、全エリアへの新型ビールサーバー導入、セルフサービスバーの増設、タップ&ゴー対応のキオスク設置を進めています。地元マンチェスターの独立系フード店も入る予定です。
長年ネックだった売店の行列が、少しは短くなるかもしれません。
スタジアム周辺のパブ
ザ・ビショップ・ブレイズ(The Bishop Blaize)
スタジアムから徒歩5分ほどの大型パブです。収容800人とかなり広いのですが、試合前はチャントの大合唱でいっぱいになります。料理もビールも安めで、観光客でも入りやすい雰囲気です。
ザ・トールゲート(The Tollgate)
地元ファンが多く集まる、昔ながらのイギリス風パブです。試合前の一杯だけでなく、バーガーやフィッシュ&チップスも食べられます。地元のサポーターに混ざって過ごしたいなら、こちらのほうが雰囲気は近いと思います。
その他の有名パブ
「クアドラント(The Quadrant)」「トラフォード(The Trafford)」「レイルウェイ・クラブ」「マッチスティック・マン(Matchstick Man)」など、周辺には大小のパブが点在しています。どこも試合日は混むので、やはり早めの到着が正解です。
公式メガストア(グッズショップ)の攻略
- メガストアの特徴
スタジアム併設の大型公式ショップです。ユニフォームやマフラーなど、品揃えはさすがの一言。ただし試合日はファンでごった返します。 - 試合中は閉まっている
キックオフから試合中はクローズし、試合終了の約1時間後に営業を再開します。前後の時間を狙いましょう。通常営業は月〜土10:00-18:00、日11:00-17:00が目安です。 - 混雑を避けるコツ
試合前日の午前中など、キックオフから離れた時間帯を狙うと、落ち着いて選べます。 - 割引
メンバーシップ会員には10%の割引があります。会計のときに提示を忘れずに。 - 非公式グッズ露店も多数
試合当日は周辺に露店が出て、マッチデーマフラー(対戦両チーム名入り)などを売っています。品質は公式に劣りますが、その日にしか買えないものなので、記念に1本買っておくと後から効いてきます。
持ち物・服装・ルール:快適に観戦するためのポイント
初めての観戦なら、事前の準備がそのまま当日の安心につながります。
マンチェスター特有の天候対策、入場時のルール、周囲のファンとのマナー。この章ではその3つを押さえておきます。
持ち物の注意点
バッグは最小限に
大きなバッグやスーツケースは持ち込み禁止で、預け場所も限られています。
公式に認められているのは8×6×2インチ(約20cm × 15cm × 5cm)、またはA5サイズ以下のバッグだけです。これを超えると預け入れが必要になるため、荷物は可能な限りコンパクトにまとめてください。
サイズを超える荷物は、スタジアム周辺に設けられた「バッグドロップ」で預ける決まりです。場所はE2・N2・W2の各駐車場、手数料は£5とされていますが、この料金と場所は公式ページに常時記載があるわけではありません。当日変わっている可能性もあるので、あくまで目安として考えてください。
他のスタジアムに預かり所があるかどうかは、クラブによってはっきり分かれます。スタジアムの持ち込み禁止物・手荷物ルールで、預けられるスタジアムと預けられないスタジアムを一覧にしています。
ただ、預け入れも引き取りも混雑して時間がかかります。スーツケースなどの大きな荷物は、素直にホテルへ置いていくのがおすすめです。スタジアム近くの宿を探している方は、マンチェスター観戦におすすめのホテルも参考にしてみてください。
スタジアムへ持っていくのは最小限で構いません。スマートフォンとクレジットカード。チケットもアプリの中なので、実質この2つだけで足ります。
意外と多い「持ち込み禁止物」
日本のスタジアムの感覚だと引っかかりやすいものがあります。公式が禁止しているもののうち、旅行者が持ってきてしまいがちなのがこちらです。
- 大きめの傘(折りたたみの小型のみ可)
- ノートPC・タブレット(観光の途中で寄る人は要注意)
- 大型カメラ・録音録画機器
- 500mlを超える水、色付きのボトルや液体、缶・ガラス瓶
- ベビーカー、スーツケース、工具、発煙筒
- ポール付きの旗、2m×1mを超える旗やバナー
逆に、ポケットに入るサイズのスマホ、小型の折りたたみ傘、ふたを外した500ml以下の透明なペットボトルの水、メガストアの買い物袋は持ち込めます。
入場時には全員が身体検査や金属探知機によるチェックを受けます。探知犬がいることもあります。バッグやコートは身につけたままで大丈夫ですが、その分の時間は見込んでおきましょう。
防寒・防雨グッズ
マンチェスターの天気は本当に変わりやすく、真夏でも急に冷え込みます。冬なら手袋とニット帽、季節を問わず厚手の上着かレインジャケットがあると安心です。何を詰めるか迷ったら、イギリス旅行の持ち物リストをチェックリスト代わりに使ってみてください。
屋根のあるスタジアムではありますが、前方の席は吹き込む雨で濡れます。雨対策だけは手を抜かないでください。
服装のポイント
レプリカユニフォームやマフラーなどのクラブグッズを身に着けていると、現地のファンと打ち解けやすくなります。「自分も仲間だ」という合図になるので、隣の席の人と自然に話が始まったりします。
アウェイチームの色は避ける
ホーム側の席で対戦相手を応援すると、トラブルのもとになります。相手チームのカラーを目立たせるのは避けてください。
寒暖差対策は万全に
季節を問わず、朝晩と日中の気温差が大きい土地です。ユニフォームの下に着込める薄手の防寒着があると、夜の試合でも快適に過ごせます。
スタジアムでのマナーとルール
- 応援スタイルを尊重する
イギリスのサポーターは大声でチャントを歌い、立ち上がって応援します。周りが総立ちになったら、一緒に立つのが自然です。 - 差別的・暴力的言動は厳禁
野次や皮肉はよく飛びますが、差別的な発言や暴力的な言動はルール違反です。周囲のファンと自分を守るためにも、そうした流れには乗らないでください。 - アルコール摂取の規定
スタンド席での飲酒は法律で禁止されています。コンコースで買っても席へは持ち込めないので、その場で飲み切る必要があります。
試合後の選手とファンの交流:出待ち・サインをもらう方法
せっかく現地まで行くなら、憧れの選手にサインをもらいたい。そう思う方は多いはずです。狙い目は試合後の“出待ち”になります。
ここからは、待つ場所と待ち時間の目安、そしてマナーについて解説します。
試合前の“入り待ち”でサインを狙う
早めに現地へ行き、選手の到着を待つ
選手がスタジアム入りするのは、試合開始の1.5〜2時間ほど前。チームバスや自家用車で到着します。
スタジアム南西の関係者入口付近(メインスタンドとストレトフォード・エンドの角)に、入り待ちのファンが集まります。
メリット・デメリット
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メリット | 試合後に比べてファンの数が少ない場合があり、選手が心に余裕をもって対応してくれることも。人気選手が気さくにサインをしてくれるケースもあります。 |
| デメリット | 選手は試合に集中していたり、打ち合わせやウォーミングアップの時間が迫っているため、足早に通り過ぎることも多いです。対応してもらえるかは運次第。 |
試合後の“出待ち”スポットと場所取り
早い選手なら試合終了から30分ほどで出てきますが、多くは1〜2時間後です。メディア対応やクールダウン、チームバスの都合でさらに遅くなることもあります。かなりの長期戦になると思っておいてください。
- メインスタンド南西の関係者出口付近
選手はクールダウンとインタビューを終えたあと、メインスタンド(South)とストレトフォード・エンド(West)の角にあるゲートから出て駐車場へ向かいます。ファンはその外側の歩道で待ち、係員の指示に従ってフェンス沿いに1〜2列で並びます。 - 場所取りは早い者勝ち
本気で狙うなら、ロスタイムのうちに席を立って走るくらいでちょうどいいです。試合終了後に向かうと、すでに2〜3列目より後ろになります。最前列を取れないと、サインをもらえる確率はぐっと下がります。
サイン・写真撮影のマナーとコツ
- 選手の意志を尊重する
全員に対応してくれる選手は少数派です。人気選手ほど希望者が多く、確率は下がります。押し合いになると選手も嫌がって足早に去ってしまうので、落ち着いて待ちましょう。 - サイン用具は複数用意
マジックペンや色紙、ユニフォームは自分で用意します。渡したペンが戻ってこないこともあるので、予備を持っていくと安心です。 - 写真はひと言声かけを
時間に余裕がある選手なら、写真にも応じてくれます。「Can I take a photo?」と聞くだけで十分です。フラッシュは控えましょう。
スタジアムツアーに参加する
オールドトラフォードのベンチ
試合日程が合わなかった方、もっとスタジアムを知りたい方には、スタジアムツアーという選択肢があります。
普段は入れない選手ロッカールームやピッチサイドを歩けるのがこのツアーです。まずは料金と時間から見ていきましょう。申し込みの画面操作まで知りたい方は、スタジアムツアーの申し込み方法で手順を追って解説しています。
スタジアムツアーの概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 営業時間 | 日曜日〜木曜日:9:30-16:00/金曜日・土曜日:9:30-17:00(ホームゲームが行われる日は閉業) |
| 料金 | 大人£28〜(事前のオンライン予約)。ファミリー(大人2+子ども2)は£75。3歳未満は無料ですが、チケットの登録は必要です。 |
| 所要時間 | ガイドツアーが約70分。そのあとミュージアムを自由に見学するので、全体では2.5〜3時間みておくと安心です |
| 会員割引 | メンバーシップ会員には割引があります(割引率はプランによって異なります) |
※料金は2026年8月時点のものです。子ども料金は情報源によって£15〜£18と差があるため、予約時に公式サイトで最新の金額をご確認ください。
ツアーは1種類ではありません
目的や時間に合わせて、いくつかのプランから選べます。
| プラン | 内容 |
|---|---|
| Old Trafford Tour and Museum | 標準プラン。ガイド付きツアー+ミュージアム見学 |
| Carrington Tours(新登場) | スタジアムツアーのあと、バスで1軍の練習場カリントンへ移動して見学する新プラン |
| Take to the Pitch | 2025年に好評だった特別体験プランが再登場 |
| Legends Tour | 元選手が同行してスタジアムを案内するプラン |
| Sneak Peek Tours | 時間が限られている人向けの短縮版 |
| BSL Tours | 英国手話に対応したツアー |
個人的に気になっているのがカリントン・ツアーです。普段は絶対に入れない1軍の練習場まで足を延ばせるので、スタジアムツアーをすでに経験した方の再訪先として面白いと思います。
ツアーは定員に達すると締め切られます。現地で当日申し込もうとすると入れないことがあるので、旅程が決まった時点で枠を押さえておきましょう。
スタジアムツアーの見どころ
選手ロッカールーム
オールドトラフォードのロッカールーム
試合日には絶対に見られない舞台裏です。選手が実際に使っているロッカールームに入れるので、憧れの選手がいつも座っている椅子の前に立てます。ここだけでも来た価値があると思えるはずです。
ピッチサイド&ベンチエリア
オールドトラフォードベンチ
芝生に立ち入ることはできませんが、監督が座るベンチや、選手が入場するトンネルは実際に歩けます。テレビでしか見たことのない景色を、選手と同じ位置から眺められます。
記者会見室
オールドトラフォード記者会見会場
試合後のインタビューが行われる記者会見室にも入れます。監督の席に座って記念写真を撮る人が多い場所です。
※ツアーは稼働中のスタジアムで行われるため、試合準備やメンテナンスの状況によって見学できる場所が変わることがあります。公式サイトにも変更の可能性が明記されているので、「必ず全部見られる」とは考えないでおきましょう。
ミュージアムはトロフィールーム、ミュンヘンの悲劇を伝える展示室、特別展示室などの3フロア構成です。オーディオガイドは日本語を含む複数言語に対応しているという情報があります。
まとめ:オールドトラフォードで一生ものの思い出を作ろう
オールドトラフォードの観戦は、正直なところ準備の段階が少しだけ面倒です。チケットを取って、移動手段を決めて、席を選ぶ。ここまでで一度、気力を使います。
ただ、その手間をかけた分だけ当日の一日は濃くなります。
コンコースでパイを買って、意味も分からないままチャントを口ずさんで、試合後は出待ちの列に並んでみる。予定どおりにいかないことも起きますが、そういう出来事のほうが後から話したくなるものです。
スタンドに入った瞬間の音の大きさは、テレビでは絶対に分かりません。あとはチケットさえ押さえられれば、準備は完了です。
そして忘れてはいけないのが、このスタジアムにはいずれ終わりが来るということ。収容10万人の新スタジアム計画はすでに動きはじめていて、屋根の修繕すら保留されている状態です。100年以上の歴史が染み込んだこの場所で観られるうちに、一度は足を運んでおいてほしいと思います。
旅費が全体でいくらかかるのか気になる方は、イギリス旅行費用まとめで試算しています。
※本記事の料金・制度は2026年8月時点の情報です。チケット価格・飲食価格・ツアー料金は毎シーズン改定されるほか、新スタジアム計画の進捗によって状況が変わる可能性があります。購入前に公式サイトで最新の内容をご確認ください。
海外サッカー観戦ブログ「海外サッカーのあるくらし」を運営。2008年クラブW杯で海外クラブに興味を持ち、2013年ホワイト・ハート・レーンでのトッテナム対ユナイテッド戦を初観戦。以降、プレミア・CL・W杯など10試合以上を現地観戦。公式情報や一次ソースを基に、チケット取得ノウハウと安全な観戦ガイドを発信しています。詳しくは運営者プロフィールをご覧ください。
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