- 【2026/27最新】プレミアリーグ観戦ツアーの料金相場は38.7万円〜約160万円。含まれるもの・含まれないもの
- ツアーを扱う旅行会社8社の比較。JTB・阪急交通社・日本旅行は現在プレミアリーグ観戦ツアーを扱っていません
- 「クラブ公認はHISだけ」の正確な話(公式パートナー契約はトッテナムのみ)
- 個人手配のリアルな総額シミュレーション。円安と燃油高で「20万円以下」はほぼ限界
- ツアー派が見落としがちな座席指定不可・送迎なし・添乗員なしという落とし穴
- 2026年から必須のUK ETAと、試合日程が直前に動くリスクへの備え方
こんにちは。海外サッカーのあるくらし、運営者の「神谷ゆう」です。
プレミアリーグは世界で一番人気のあるサッカーリーグで、チケットは毎試合が争奪戦です。自力でチケットを取るのは大変そうだから、旅行会社のツアーで行こうかと考えている方も多いと思います。
この記事では、2026/27シーズンのツアー料金と個人手配の総額を、どちらも実際の販売価格や公式サイトの数字から積み上げて比較します。
検索すると「ツアー30万円台〜/個人手配なら20万円以下」という数字が出てきますが、2026年8月現在、この金額では組めません。ポンド円が1ポンド=212円台の円安で、燃油サーチャージも過去最高水準にあるためです。この記事の金額は、すべて実際の販売価格と公式サイトの数字から積み上げています。
読み終えるころには、あなたがツアー向きなのか個人手配向きなのか、そして必要な予算がいくらなのかがはっきりします。
【結論】2026年、ツアーと個人手配はどちらを選ぶべきか
細かい話に入る前に、結論から書きます。
予算が40万円以上あって、手間とリスクをまとめて外注したいならツアー。予算を30万円前後に抑えたい、あるいは2試合以上観たいなら個人手配。
両者の総額差はおよそ10万〜15万円。思っているほど大きな差ではありません。
| 比較項目 | ツアー(パッケージ) | 個人手配 |
|---|---|---|
| 総額の目安(1名) | 38.7万円〜(最安プラン) 中心価格帯は50万〜70万円 | 25万〜45万円 最安を極めて約20万円 |
| チケット | 確約。ただし座席は選べない | 自分で取る。人気クラブは難易度が高い |
| 旅程の自由度 | 低い。ホテル・便は指定不可 | 自由。2試合観戦や他国周遊も可 |
| 試合日程の変更 | 会社が吸収。観戦不可なら全額返金の商品もある | 全て自己責任。航空券・宿の取り直しが必要 |
| 手配の手間 | ほぼゼロ | チケット・航空券・宿・ETAを自分で |
| 現地サポート | 24時間の日本語対応あり | なし(旅行保険の付帯サービス頼み) |
| 向いている人 | 海外旅行が初めて/英語に不安がある/確実に観たい | 予算重視/旅程を自分で組みたい/複数試合を狙う |
※表は横にスクロールできます
「個人手配のほうが圧倒的に安い」と言い切れるほどの差はありません。円安と燃油サーチャージで個人手配の下限そのものが上がっているからです。それでも、旅程を自分で決められる価値は大きいと思っています。金額だけで選ぶ話ではなくなった、というのが正直なところです。
プレミアリーグ観戦ツアーとは?2026/27の最新事情
「プレミアリーグ 現地観戦 ツアー」で検索すると、旅行会社の販売ページがずらりと並びます。その中で商品数・情報量ともに最も充実しているのがHISのプレミアリーグ観戦ツアーです。まずはここを基準に、ツアーの中身を見ていきます。
ツアーに含まれるもの・含まれないもの
パッケージツアーというと「全部込み」のイメージがありますが、実際は含まれていないものがいくつかあります。ここを勘違いすると、現地で慌てることになります。
| 含まれるもの | 含まれないもの |
|---|---|
|
|
送迎も添乗員も標準では付きません。ヒースロー空港からホテルまでは自分で移動しますし、スタジアムへも自力です。ツアーとはいえ、実態は「航空券+ホテル+チケットがセットになった個人旅行」に近いと考えてください。
観戦チケットはEチケットまたはモバイルチケットで、受け取れるのは試合日の3日前から当日です。入場には1人1台スマートフォンが必要になります。
料金相場はクラブ別に38.7万円〜
HISのプレミアリーグ観戦ツアーは、2026年8月時点で7クラブに設定があります。クラブ名をタップすると、そのクラブのチケットを個人で買う方法の解説記事に移動します。
| クラブ | 最安プランの料金(1名) | 滞在都市 |
|---|---|---|
| トッテナム | 387,000円〜 | ロンドン |
| マンチェスター・シティ | 552,000円〜 | マンチェスター |
| チェルシー | 544,000円〜 | ロンドン |
| ブライトン | 522,000円〜 | ロンドン |
| マンチェスター・ユナイテッド | 579,000円〜 | マンチェスター |
| リバプール | 599,000円〜 | リバプール |
| アーセナル | 627,000円〜 | ロンドン |
※大人1名・1〜3名1室利用の場合。燃油サーチャージ込み、国内空港施設使用料・海外空港諸税は別途必要。上限はプランにより約160万円まで。料金は対戦カード・時期・ホテルクラスで大きく変動します。最新の金額は必ず公式サイトでご確認ください(2026年8月2日時点)。
クリスタルパレス・フラム・リーズ・エバートンは検索の枠だけ用意されていますが、現時点で設定プランはありません。今後追加される可能性はあります。
- 開幕割 1名あたり20,000円引き(2026年8月23日までの申込)
- 早期申込割 出発180日前まで30,000円引き/120日前まで20,000円引き/90日前まで10,000円引き
- 一人旅応援割 1名参加で10,000円引き
日程は6日間・7日間・8日間の3タイプ
ツアーの標準日程は6〜8日間です。6日間の場合、内訳はロンドン4泊+機中1泊になります。
| 日程 | 内容(ロンドン6日間の例) |
|---|---|
| 1日目 | 日本発 → ロンドン着・ロンドン泊 |
| 2日目 | サッカー観戦・ロンドン泊 |
| 3日目 | 自由行動・ロンドン泊 |
| 4日目 | 自由行動・ロンドン泊 |
| 5日目 | ロンドン発・機中泊 |
| 6日目 | 日本着・解散 |
※観戦日は1日目〜4日目のどこかで変動します。試合の正式な日時は通常、試合の約1か月前に発表されます。
このほか、リバプールやマンチェスターに直接滞在する7日間タイプ、ロンドン+パリやロンドン+バルセロナといった複数都市を回る7〜8日間タイプもあります。延泊は最大14日間まで可能です。
「クラブ公認はHISだけ」の正確な話
「クラブ公認のツアーを開催しているのはHISだけ」と説明しているサイトを見かけますが、これは正確ではありません。
HISが公式パートナー契約を結んでいるのは、プレミアリーグではトッテナム・ホットスパー1クラブだけです。
2026年1月にオフィシャル・リージョナル・パートナー契約を締結し、日本におけるスパーズの独占的な旅行パートナーになりました。契約は2027/28シーズンまでとされています。
裏を返すと、HISが販売しているアーセナル・チェルシー・リバプール・マンU・マンC・ブライトンのツアーには、公式サイト上に「公認」「オフィシャル」といった記述はありません。これらは一般的なチケット手配型のツアーです。
「公認だから安心」という基準でツアーを選ぶ場合、その保証が付くのはトッテナム戦だけだと理解しておいてください。ちなみにHISはブンデスリーガのドルトムントとも2014年からリージョナルパートナー契約を結んでおり、ドルトムントの公式ツアーも販売しています。
スパーズのツアーには、専用の3段階プラン(ベーシック/ホスピタリティ/プレミアム)、スタジアムショップ10%割引クーポン、公式観戦証明書が付きます。試合の日程変更で観戦できなくなった場合は旅行代金を全額返金という保証もあり、ここは他クラブのツアーにはない安心材料です。
プレミアリーグ観戦ツアーを扱う旅行会社の比較
ツアーを扱っているのはHISだけではありません。ただし、大手だから扱っているとは限らないのが実情です。
2026年8月時点で、この3社の公式サイトにプレミアリーグ観戦ツアーの設定はありません。JTBはMLBの公認パートナーですが、海外サッカーは扱っていません。日本旅行のサッカーツアーページには「現在、設定プランはありません」と表示されます。大手で探すならHIS一択という状況です。
| 会社 | 料金の目安 | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| HIS | 387,000円〜約1,600,000円 | 商品数が最多。7クラブ。トッテナムのみ公式パートナー。割引制度が充実 | 選択肢の多さと安心感を重視する人 |
| アムネット | 226,000円〜690,000円 | 6クラブ・5〜6日間。添乗員なしの個人旅行型と明記。FAQが手厚い | 価格を抑えつつツアーの確実性が欲しい人 |
| CANツアー | 要問い合わせ | ロンドン勢中心。日程表つきのモデルコースを提示 | 旅程のイメージを固めてから決めたい人 |
| ワールドイベント鎌倉 | 要見積もり | プレミアリーグ観戦ツアーを20年以上扱う専門店 | 細かい相談をしながら組みたい人 |
| ジェイワールドトラベル(ティフォージ) | 要問い合わせ | オーダーメイド型。全クラブ対応 | ツアーに設定がないクラブを観たい人 |
| WORLD SPORTS TRAVEL | 要見積もり | 全20クラブ対応のオーダーメイド。添乗員なし・24時間日本語連絡先あり | 中小クラブを観たい人 |
| WSC | 手配料 8,000円/名〜 | ツアーではなくチケット手配のみの代行 | 航空券と宿は自分で取りたい人 |
※表は横にスクロールできます。料金は2026年8月2日時点で各社公式サイトに掲載されていた金額です。
この中でアムネットは価格帯が明確に安く、22.6万円台からの設定があります。ただし5〜6日間と日程が短く、滞在時間の余裕は少なくなります。総額で選ぶならアムネット、商品の幅と割引で選ぶならHIS、という住み分けです。
※チャンピオンズトラベル(champions-travel.com)は日本の旅行会社ではなく、アイルランドの事業者です。表示はユーロ建てで、日本語対応の記載もありません。日本発のツアーを探す際は対象外と考えてください。
観戦ツアーのメリット4つ
チケットを自分で取らなくていい
これが最大のメリットです。そして2026年は、このメリットの価値がとりわけ大きくなっています。
プレミアリーグのチケットは基本的に英語の公式サイトで販売され、多くのクラブで有料メンバーシップへの登録が前提になります。問題は、メンバーシップに入れば買えるという時代が終わったことです。
- リバプール Home Credit制。過去の購入実績がないと本販売にほぼ乗れません
- マンチェスター・シティ マンU戦・アーセナル戦などは「過去2シーズンでホーム戦を3試合以上購入した会員のみ」。新規会員は購入できません
- チェルシー 2026/27から申込ウィンドウ制に刷新。試合ごとにロイヤルティポイントの最低基準があります
- アーセナル Red会員(年会費£38)の抽選は新規でも全ホーム戦に応募可能。日本から狙うなら最も現実的です
年会費を払っても買えない試合がある、というのが現在の実態です。ツアーなら、この難関を丸ごと飛ばせます。
旅程を自分で組まなくていい
海外旅行を個人で計画するとなると、航空券とホテルの予約に加えて、現地の移動手段や入国手続きまで調べる必要があります。海外旅行が初めてなら、ここでかなり時間を使うはずです。
ツアーは航空券もホテルも込みなので、申し込んだ時点で旅の骨格ができあがります。
試合日程が動いても会社が吸収してくれる
これは見落とされがちですが、個人手配との差が最も大きく出るポイントです。
プレミアリーグの試合日時は、テレビ放映の都合で後から変更されます。土曜15時開催だったカードが日曜や月曜の夜に動くのは珍しくありません。正式な日時が固まるのは試合の約1か月前、遅いと数日前です。
個人手配だと、日程が動いた瞬間に航空券とホテルを取り直すことになります。当然、変更手数料や差額は自己負担です。
ツアーなら観戦日がずれても旅程の中に収まりますし、HISのトッテナム公式ツアーのように日程変更で観戦できなくなった場合は旅行代金を全額返金という保証が付く商品もあります。
現地で24時間の日本語サポートが受けられる
HISは日本出発後、ロンドン支店が24時間・日本語で対応する体制を取っています。日本側にも東京と大阪にスポーツ営業所の窓口があります。
現地でトラブルが起きたときに日本語で相談できる先があるのは、やはり心強いです。
観戦ツアーのデメリット4つ
料金が高い
最大のデメリットはやはり料金です。HISの最安プランで387,000円、中心価格帯は50万〜70万円になります。
後述しますが、個人手配なら現実的なラインで25万〜35万円です。差額はおよそ10万〜15万円。この差をどう見るかが、そのまま判断の分かれ目になります。
10万円あれば、良い席のチケットにグレードアップしたり、もう1試合観たり、パブでの食事を我慢しなくてよくなったりします。
旅程の自由度が低い
パッケージツアーは大枠が決まっているので、飛行機の便やホテル、滞在日数を自由に選べません。ホテルはクラスの選択はできても、施設の指定はできません。
例えばマンチェスター・ユナイテッドの試合を観るなら、私はマンチェスターに前泊か後泊することをおすすめします。試合前日や翌日にスタジアムツアーに参加したり、公式ストアでゆっくり買い物ができるからです。試合前後に時間の余裕があると、選手のファンサービスに立ち会えるチャンスも増えます。
また、1回の渡英で2試合以上観たり、イギリス以外の国に足を伸ばしたりすることもできません。旅程を組むこと自体を楽しめる人にとっては、ツアーは窮屈に感じるはずです。
座席は選べず、アウェイ側になることもある
ツアーのチケットはカテゴリー指定も階層指定もできません。連番が確約されるのは2枚までで、3名以上のグループは席が分かれる可能性があります。
HISの商品ページには「観戦座席は基本的にホーム側の席にて手配いたしますが、アウェイ側の席になることもございます」と明記されています。アウェイ側に座った場合、応援するチームのユニフォームやグッズを身に着けていると入場を断られることがあります。当日の座席がわかるのはチケットを受け取る3日前〜当日なので、どちらのユニフォームも持って行かないのが無難です。
添乗員なし・空港送迎なしが標準
前述のとおり、HISのプレミアリーグ観戦ツアーには添乗員が同行しません。空港とホテルの間の送迎も標準では付かず、必要なら片道27,000円〜のオプションになります。
「ツアーだから空港で係員が待っていてくれる」と考えていると、到着した瞬間に戸惑うことになります。ヒースロー空港からロンドン市内への移動は自力だと最初から想定しておいてください。
個人手配のリアルな総額【2026年版】
ここからは、ツアーを使わず自分で手配した場合にいくらかかるのかを具体的に積み上げます。
費用シミュレーション(3パターン)
ロンドン4泊6日・1試合観戦・1名の条件で、3パターン試算しました。
| 項目 | ①最安 (乗継・ホステル・閑散期) | ②現実的 (乗継・格安チェーン) | ③直行便+3つ星 |
|---|---|---|---|
| 往復航空券 | 117,000〜130,000円 | 130,000〜150,000円 | 204,000〜300,000円 |
| UK ETA | 約4,300円 | 約4,300円 | 約4,300円 |
| 宿泊4泊 | 約21,000円 | 約77,000円 | 約128,000円 |
| 観戦チケット | 約7,400円 | 約16,000円 | 約16,000円 |
| メンバーシップ年会費 | 約8,100円 | 約8,100円 | 約8,100円 |
| 現地交通(5日) | 約9,600円 | 約10,600円 | 約10,600円 |
| 食費(5日) | 約32,000円 | 約48,000円 | 約48,000円 |
| 通信(eSIM) | 約1,700円 | 約1,700円 | 約1,700円 |
| 合計 | 約20万〜21万円 | 約30万〜32万円 | 約42万〜52万円 |
※表は横にスクロールできます。£1=213円で換算(2026年8月時点)。海外旅行保険は含んでいません。
ロンドンの地下鉄は交通系タッチ決済のデイリーキャップが効きます。ゾーン1〜2なら1日£8.90が上限なので、紙のトラベルカードを買うより安く済みます。
「20万円以下」はもう厳しい
「個人手配なら20万円以下も可能」という情報をよく見かけますが、2026年時点ではほぼ限界だと考えてください。
上の表の①でも20万円を超えます。しかも①は「9〜11月の閑散期に乗継便を取る」「ホステルのドミトリーに泊まる」「最安カテゴリの定価チケットが取れる」という条件をすべて同時に満たした場合の数字です。
- 円安 ポンド円は2026年平均212.77円。£100の買い物が21,270円になります
- 燃油サーチャージが過去最高水準 JAL・ANAの欧州線は2026年7〜8月発券分で片道65,000円、往復13万円です
- ロシア上空の迂回 羽田−ロンドンの直行便は片道14時間台。所要時間が延びたぶん、日程にも余裕が必要です
- UK ETAが必須 入国には£20の事前申請が要ります
逆に言えば、30万円前後を見ておけば、宿と食事にそれなりに余裕のある旅ができます。ここがツアーの387,000円と比較すべきラインです。
チケット購入とメンバーシップの現実
チケットの買い方はクラブごとにまったく違います。まず押さえておきたいのが、よく引用される「プレミアリーグの平均チケット価格は£32」という数字は古いということです。
これはプレミアリーグ公式が2017/18シーズンに公表した調査が出典で、2020年以降は同種の調査が更新されていません。より新しい客観データとしては、UEFAの2026年2月公表の報告書で、ビッグ6の1試合1人あたり平均チケット単価が£74、アーセナルは£89とされています。
| クラブ | メンバーシップ年会費(2026/27) | 新規会員の購入しやすさ |
|---|---|---|
| アーセナル | Red £38 | 抽選に全ホーム戦応募可。最も現実的 |
| マンチェスター・ユナイテッド | Official £37.50 / Premium £70 | Forwarding会員は購入不可 |
| リバプール | £26.99 / £42.99 | Credit制。新規はほぼ本販売に乗れない |
| チェルシー | £45 / £60 / £80 | ロイヤルティポイント基準あり |
| トッテナム | £45〜 / £60〜 | 試合により難易度が変わる |
| マンチェスター・シティ | £38 / £65 | ビッグマッチは購入実績の足切りあり |
※表は横にスクロールできます。金額は各クラブ公式サイト(2026年8月2日時点)。
2026年3月、20クラブが全会一致でアウェイチケットの£30上限を2シーズン延長することを決めました。金額の変更はなく、通算12シーズン連続です。この10年で唯一値上がりしていない項目ですが、日本から個人でアウェイ席を取るのは現実的にほぼ不可能です。マンUは公式に「国内アウェイ戦のチケットはOfficial Membersには販売しない」と明記しています。
クラブごとの具体的な購入手順は、それぞれの記事で詳しく解説しています。
公式で取れなかった場合は、リセールサイトを使うことになります。ただし海外のチケット転売仲介サイトはトラブルも報告されているので、安全なサイトかどうかを確認してから使ってください。
航空券とホテルはセットで取る
個人手配の費用でいちばん大きいのは航空券と宿泊費です。ここをどう抑えるかで総額が10万円単位で変わります。
| 便 | 所要時間 | 往復の相場 |
|---|---|---|
| 直行便(羽田発) | 約14時間 | 20万〜30万円 |
| 乗継便 | 16時間以上 | 12万〜18万円 |
※関西国際空港からロンドンへの直行便はありません。関空発は全便が乗継となり、羽田・成田発より1〜2万円高くなる月が多いです。
- 航空券が高騰する夏休みや年末年始を避ける(9〜11月・2月が底値)
- 早めに予約する
- そして何より「航空券とホテルを別々に予約しない」
そこで使ってほしいのが「Expedia」です。航空券とホテルを同時に予約するとパッケージ割引(セット割)が適用され、別々に取るより安く収まることがあります。
- セット予約で自動的に割引が入る 浮いたぶんは観戦チケットのグレードを上げたり、現地の食事に回せます
- 組み合わせは自由 スタジアムに近いホテルと都合のいい便を自分で組めます。要するに自分専用のツアーが作れます
- 無料の会員登録でポイントが貯まる 次回の旅行で割引として使えます
- 日本語サポートと口コミの多さ ホテルの質や航空会社の評判を事前に確認できます
Expedia自身も「すべてのパッケージで割引を利用できるわけではありません」と注記しています。セット割が効きやすいのはホテル単価が高い案件で、安宿を組み合わせた場合は個別に取ったほうが安いこともあります。必ず個別手配の合計と見比べてから決めてください。
もう1点。プレミアリーグは試合日時が後から動くので、キャンセル無料のプランを選ぶことを強くおすすめします。セット商品は片方だけの変更ができず、旅行全体の取消扱いになる場合があります。
Expediaでの予約手順
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「航空券+ホテル」で検索
Expediaのトップページで「航空券+ホテル」のタブを選択し、出発地・目的地・日程・人数を入力して検索します。
-
航空券を選ぶ
表示された候補から、価格と所要時間、航空会社を比較して選びます。乗継便は接続時間もあわせて確認してください。
-
ホテルを選ぶ
検索結果の「地図」機能を使えば、スタジアムからの距離を見ながら探せます。予算や設備、ユーザー評価(星4つ以上がおすすめ)で絞り込みましょう。
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レビューで最終確認
部屋の清潔さ、スタッフの対応、周辺の治安について、実際の宿泊者のレビューを確認します。
-
個別手配と比べてから予約
セット割適用後の合計金額が出たら、航空券とホテルを別々に取った場合の合計と比べます。セットが安ければそのまま予約へ。キャンセル無料のプランを選んでおくと、試合日程の変更に対応できます。
2026年に押さえておくべき手続きと注意点
UK ETA(電子渡航認証)が必須
日本国籍でも、イギリスに入国するにはUK ETAの取得が必要です。比較的新しい制度なので、この手続きに触れていない観戦記やブログがネット上に数多く残っています。
- 料金は£20(約4,300円)
- 有効期間は2年、またはパスポートの有効期限まで
- その間は6か月以内の滞在を何度でも可能
- 申請はGOV.UKの公式サイトまたは公式アプリから
審査には数営業日かかることがあります。出発の1週間前までには申請を済ませておいてください。非公式の代行サイトが検索上位に出ることがありますが、手数料を上乗せされるので必ず公式サイトから申請しましょう。
試合日程は約1週間前まで確定しない
メリットのところでも触れましたが、個人手配なら自分で管理すべき最重要ポイントなので、あらためて書きます。
プレミアリーグの対戦カード自体は例年6月中旬に発表されます。しかしキックオフの日時はテレビ放映の都合で後から変わり、正式に固まるのは約1か月前、場合によっては数日前です。
観戦したい試合の前後に、最低でも1日ずつ余裕を持たせた日程を組んでください。土曜の試合を狙って金曜着・日曜発にすると、日曜開催に動いた瞬間に観戦できなくなります。宿と航空券はキャンセル無料のプランを選んでおくのが基本です。
スタジアムの持ち込み制限と飲酒ルール
知らずに行くと入場で足止めされるポイントです。
- 大きなバッグは持ち込めません。A4サイズ以上は不可というスタジアムが多く、アンフィールドのようにA5以下しか認めないところもあります
- 座席エリアでの飲酒は禁止です。イギリスの法律で、ピッチが見える場所ではアルコールを飲めません。コンコースで飲み終えてから席に戻ります
- チケットはモバイル表示が基本なので、スマートフォンのバッテリーと通信手段は必須です
現地でチケットを表示できないと入場できないので、通信手段は事前に確保しておいてください。レンタルWiFiとeSIMの比較と、イギリス旅行の持ち物リストもあわせて確認しておくと安心です。
よくある質問
HISの場合、2026/27シーズンで387,000円〜約160万円です(大人1名・1〜3名1室)。中心価格帯は50万〜70万円。アムネットはより安く226,000円〜690,000円の設定があります。個人手配なら現実的なラインで25万〜35万円です。
個人手配のほうが10万〜15万円ほど安くなります。ただし円安と燃油サーチャージで個人手配の下限そのものが上がっているため、劇的な差にはなりません。ホテルのランクを上げるほど、この差はさらに縮まります。
チケットは確約されますが、カテゴリーも階層も選べません。連番が確約されるのは2枚までで、3名以上は席が分かれる可能性があります。ホーム側で手配されるのが基本ですが、アウェイ側になることもあると明記されています。座席がわかるのはチケットを受け取る試合日の3日前〜当日です。
あります。対戦カードは6月中旬に発表されますが、キックオフ日時はテレビ放映の都合で後から動き、正式に固まるのは約1か月前、遅い場合は数日前です。土曜開催が日曜や月曜夜に移ることも珍しくありません。個人手配の場合は前後に1日ずつ余裕を持たせ、キャンセル無料の宿と航空券を選んでください。HISのトッテナム公式ツアーには、日程変更で観戦できなくなった場合に旅行代金を全額返金する保証があります。
HISには早期申込割があり、出発180日前まで30,000円引き、120日前まで20,000円引き、90日前まで10,000円引きです。2026年8月23日までは開幕割20,000円引き、1名参加なら一人旅応援割10,000円引きも使えます(いずれも併用不可で、最も得な1つが自動適用)。対戦カードは6月中旬に発表されるので、そこから逆算して動くのが基本です。
HISのプレミアリーグ観戦ツアーに添乗員は同行しません。空港とホテルの間の送迎も標準では付かず、片道27,000円〜のオプションです。ただし日本出発後はロンドン支店が24時間・日本語でサポートします。実質は「航空券+ホテル+チケットがセットになった個人旅行」と考えてください。
HISの海外募集型企画旅行の場合、旅行開始日の31日前まではキャンセル料がかかりません(ゴールデンウィーク・夏休み・年末年始などの特定日に出発する旅行を除く)。30日前〜3日前は20%、2日前〜当日出発前は50%、旅行開始後は100%です。支払いは申込金と残金の2回に分けられます。
必要です。日本国籍でもUK ETA(電子渡航認証)の取得が必須になりました。料金は£20(約4,300円)で、有効期間は2年またはパスポートの有効期限までです。審査に数営業日かかることがあるので、出発の1週間前までに公式サイトから申請してください。未取得だと搭乗を断られます。
大きなバッグは持ち込めません。A4サイズ以上を不可とするスタジアムが多く、アンフィールドのようにA5以下しか認めない場所もあります。また、ピッチが見える座席エリアでの飲酒はイギリスの法律で禁止されています。アルコールはコンコースで飲み終えてから席に戻ってください。
まとめ
現地で試合を観ると、テレビで観ていたときとは感覚がまるで違います。
キックオフ前のスタンドのざわつきや、ゴールが決まった瞬間に周りが一斉に立ち上がる感じは、映像だとほとんど伝わりません。私も2013年に初めてホワイト・ハート・レーンで観たときは、試合内容よりもあの空気のほうを今でも覚えています。
2026/27シーズンのプレミアリーグ観戦は、ツアーなら38.7万円〜、個人手配なら25万〜35万円が現実的なラインです。差額はおよそ10万〜15万円。円安と燃油高がある以上、どちらを選んでも安くは済みません。
ツアーはチケットの争奪戦と試合日程の変更リスクをまとめて外注できるのが最大の価値です。一方で座席は選べず、送迎も添乗員も付きません。この2点を理解したうえで選べば、後悔はしないはずです。
自分で旅の予定を立てることも、旅の醍醐味の一つだと私は思っています。ただ、それを楽しめるかどうかは人によります。無理せず、自分に合うほうを選んでください。
- ツアーが向いている人 海外旅行が初めてで、英語での手配に不安がある人。試合日程が動くリスクを自分で背負いたくない人。予算に40万円以上を確保できる人。
- 個人手配が向いている人 総額を30万円前後に抑えたい人。2試合観たい、滞在する街や日程を自分で決めたい人。スタジアムツアーや観光に時間を使いたい人。
このサイトではプレミアリーグを実際に現地観戦した人の体験談も含めて、観戦に役立つ情報を発信しています。ぜひ他の記事も読んでみてください。
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