- 史上最大規模:参加国が48チームに拡大され、試合数は過去最多の104試合へ。
- 出場国情報:2025年11月時点で42カ国の出場が確定。日本や強豪国の予選状況を網羅。
- 注目の抽選会:12月5日に開催される組み合わせ抽選の仕組みと、日本が入る「ポット2」の影響を解説。
- 視聴方法:地上波からネット配信へのシフトが進む放送事情と、日本時間「午前中」中心のキックオフ時間。
✅本記事の著者 ゆう(@united156765)

いよいよ2026年北中米ワールドカップの足音が聞こえてきましたね。カナダ、メキシコ、アメリカの3カ国で共同開催される今大会は、参加国が従来の32から48カ国へと拡大される、歴史的な転換点となります。
2025年11月現在、世界各地で予選はクライマックスを迎え、出場国が続々と決定しています。日本代表の活躍はもちろん、久しぶりにW杯へ戻ってくる国や初出場のフレッシュな顔ぶれも気になるところです。
この記事では、現時点で判明している出場決定国の最新リストから、運命を左右する組み合わせ抽選会(ポット分け)の仕組み、そして日本国内でのテレビ放送・ネット配信事情まで、今知っておきたい情報を徹底解説します。史上最大規模となるサッカーの祭典に向けて、まずは予備知識をしっかり整えましょう。
「海外サッカーのあるくらし」では、あなたのW杯観戦の夢を叶えるため、知りたい情報を徹底的にまとめました!
気になる項目からチェックして、最高の観戦旅行を計画しましょう。
STEP 1:まずは大会の全体像を知る
▶ 【総合ガイド】2026年FIFAワールドカップの全て:日程、開催16都市、試合形式を完全解説
STEP 2:一番気になる「お金」の話
▶ 【徹底解剖】W杯観戦の費用は総額いくら?リアルな旅費を完全予測
STEP 3:観戦の夢へ!チケット入手の極意
▶ 2026年W杯チケットの買い方を完全ガイド!購入方法、価格、スケジュールを徹底解説
STEP 4:意外と複雑?3カ国の渡航準備
▶ 【保存版】ESTA・eTA・メキシコ入国を完全攻略!必須手続きガイド
STEP 5:広大な開催地を賢く巡る移動術
▶ 【完全ガイド】2026年W杯・大陸横断プラン!移動手段(飛行機・バス)徹底比較
STEP 6:これで安心!旅の準備と持ち物
▶ 2026年W杯観戦旅行はこれで完璧!北中米で必須の持ち物&準備完全ガイド
番外編:試合だけじゃないW杯の楽しみ方
史上最大48カ国が参加!2026年W杯の大会方式と日程の全貌

2026年ワールドカップは、1998年フランス大会以来続いてきた「32カ国制」に別れを告げ、参加国数が48カ国へと大幅に拡大される記念すべき大会です。さらに、史上初めてカナダ、メキシコ、アメリカの3カ国で共同開催される点も大きな特徴です 。
試合数は64から104へ!劇的に変わる大会フォーマット
今回の変更で最もインパクトが大きいのが、試合数の増加です。これまでの64試合から一気に104試合へと激増します 。
当初、FIFAは「3チーム×16グループ」という案も検討していましたが、公平性を保つために最終的に「4チーム×12グループ」での実施が決定しました。これにより、グループステージ最終戦での談合試合を防ぎつつ、各チームが最低3試合を戦える環境が維持されています。
決勝トーナメントへの進出条件 勝ち上がりの仕組みも変更されています。
- グループステージ突破: 各グループの上位2チーム(計24チーム)に加え、各グループ3位のうち成績上位8チームが進出します 。
- ノックアウトステージ: 従来は「ラウンド16(ベスト16)」から始まっていましたが、今回からは「ラウンド32」が新たに追加されます 。
北米大陸を巡る40日間の熱戦スケジュール
大会期間も拡大され、約40日間にわたる長丁場となります 。開幕から決勝までの主なスケジュールは以下の通り決定しています。
- 開幕戦:2026年6月11日(木)
- 会場:メキシコシティ(エスタディオ・アステカ)
- かつてペレやマラドーナが伝説を作ったサッカーの聖地で幕を開けます。
- 開催国の初戦:2026年6月12日(金)
- カナダ代表:トロント(BMOフィールド)
- アメリカ代表:ロサンゼルス(SoFiスタジアム)
- 3カ国のホスト国は、それぞれの国で初戦を迎えるよう配慮されています 。
- 決勝戦:2026年7月19日(日)
- 会場:ニューヨーク / ニュージャージー(メットライフ・スタジアム)
広大な北米大陸での移動を考慮し、開催都市は「西部」「中部」「東部」の3つのエリアに分けられており、グループステージではチームの移動負担を減らす工夫がなされています。
より詳しい開催都市の特徴やスタジアム情報、詳細な日程については、以下の記事で徹底解説しています。

【2025年11月最新】出場決定国一覧と予選の注目ポイント

今回の予選では、枠拡大の恩恵を受けて悲願の初出場を決めた国がある一方で、伝統的な強豪国が苦戦を強いられる波乱も起きています。ここでは、現時点で判明している出場国と、予選のハイライトをお伝えします。
最新!出場決定国リスト(42カ国)
各大陸予選を勝ち抜き、本大会への切符を手にした国々は以下の通りです。
| 大陸 | 出場決定国 |
| 開催国 | アメリカ、カナダ、メキシコ |
| アジア (AFC) | 日本、イラン、韓国、オーストラリア、サウジアラビア、カタール、ウズベキスタン(初)、ヨルダン |
| 欧州 (UEFA) | フランス、スペイン、イングランド、ドイツ、オランダ、ポルトガル、ベルギー、クロアチア、オーストリア、スコットランド、スイス、ノルウェー |
| 南米 (CONMEBOL) | アルゼンチン、ブラジル、ウルグアイ、コロンビア、エクアドル、パラグアイ |
| アフリカ (CAF) | セネガル、モロッコ、エジプト、コートジボワール、チュニジア、アルジェリア、南アフリカ、ガーナ、カーボベルデ |
| 北中米 (CONCACAF) | パナマ、ハイチ、キュラソー(初) |
| オセアニア (OFC) | ニュージーランド |
※2025年11月時点の情報です。
予選で見えた「明暗」と「新風」
- 欧州王者イタリアの苦境前回大会で予選敗退の悪夢を見たイタリアですが、今回もグループステージで不安定な戦いが続き、首位通過を逃しました。出場権獲得のためには、北アイルランドなどと争う過酷な欧州プレーオフを勝ち抜かなければなりません 。
- 新興国の躍進アジアではウズベキスタンが悲願の初出場を決めました。また、北中米では人口わずか十数万人の島国キュラソーが、強豪ジャマイカ相手に引き分けるなどの健闘を見せ、史上最小の出場国として名乗りを上げました。
- 古豪の復活欧州ではノルウェーが怪物ハーランドらを擁して久々の出場を決めたほか、オーストリアも28年ぶりのW杯復帰を果たしています。
残り2枠の行方は?「大陸間プレーオフ」
ここには、大陸予選で惜しくも出場権を逃したチームが集結します。
- 主な参加予定国: ボリビア(南米)、ニューカレドニア(オセアニア)、イラク(アジア)、コンゴ民主共和国(アフリカ)、ジャマイカ(北中米)など。
特に南米予選で7位につけたボリビアは、高地開催の利点を生かしてこのチャンスを掴もうとしています。最後の最後まで目が離せない戦いが続きます。
次は、日本代表の運命を左右する「組み合わせ抽選会」について解説します。
12月5日開催!運命の組み合わせ抽選会とポット分けの仕組み

出場国が出揃ったところで、次なる焦点は「誰と戦うのか」を決める組み合わせ抽選会(ファイナル・ドロー)です。
ここでは、抽選の基礎となる「ポット分け」のルールと、日本代表が置かれる状況について解説します。
FIFAランクが運命を握る「ポット分け」のルール
抽選会では、出場48チームを実力順に4つのグループ(ポット1〜4)に分け、各ポットから1チームずつ選んで1つのグループを作ります。
この振り分けに使われるのが、2025年11月発表の最新FIFAランキングです 。
- ポット1(第1シード): 開催国3カ国(アメリカ、メキシコ、カナダ)に加え、FIFAランキング上位9チームが入ります 。
- 開催国はランキングに関わらず自動的にポット1へ。
- 残りの枠には、スペイン(1位)、アルゼンチン(2位)、フランス(3位)といった優勝候補が名を連ねます 。
- ポット2〜4: 残りのチームをランキング順に上から12チームずつ振り分けます 。
日本代表は「ポット2」が濃厚!そのメリットは?
気になる日本代表(SAMURAI BLUE)ですが、2025年11月時点のFIFAランキングで18位につけています 。 この順位により、日本は「ポット2(第2シード)」に入ることが確実視されています。
同じポットに入った国とは、グループステージで対戦しません。つまり、同じくポット2に入ることが予想されるウルグアイ、スイス、クロアチアといった強豪国との対戦を回避できるのです。これは、グループリーグ突破に向けて非常に大きなアドバンテージと言えます。
想定される対戦シナリオ ポット2の日本は、ポット1、ポット3、ポット4から1チームずつ選ばれた国と同じ組になります。
- 厳しいケース: ポット1からスペインやフランスを引き、さらにポット3から欧州の中堅国を引くパターン。
- 理想的なケース: ポット1から開催国(メキシコやカナダなど)を引き、他も格下の国となるパターン。
抽選の基本ルール「地域分離の原則」
- 例:日本(アジア)のグループには、他のアジアの国は入りません。
- 例外:参加国が多い欧州(UEFA)のみ、1グループに最大2チームまで入ることがあります 。
12月5日の抽選会は、まさに運命の分かれ道。日本が良いグループに入れるよう、祈りながら見守りましょう。
次は、日本国内でW杯を視聴する方法について、最新の放送事情をお伝えします。
テレビ放送は?ネット配信は?日本国内での視聴方法と時間帯

ワールドカップの楽しみ方として、現地に行けない多くのファンにとって「どこで、どうやって見るか」は最大の関心事です。しかし、2026年大会に向けた日本の放送事情は、かつてない変化の最中にあります。
まだ「未定」?放送権の最新事情(2025年11月時点)
結論から言うと、2025年11月時点で日本国内での放送・配信に関する公式発表はまだありません。
これまではNHKと民放連による「ジャパンコンソーシアム(JC)」が放映権を一括購入してきましたが、放映権料の高騰によりこの枠組みの維持が難しくなっています。 一部報道では、NTTドコモの「Lemino」やスポーツ配信大手「DAZN」が共同で獲得する可能性が報じられましたが、両社とも現時点では「決定した事実はない」と否定しています。
地上波とネット配信の「ハイブリッド観戦」が主流に?
- 日本代表戦・決勝戦など: NHKや民放(地上波・BS)で放送される可能性が高いです。国民的行事となる試合は、引き続きテレビで楽しめるでしょう。
- 全104試合を網羅するなら: 試合数が大幅に増えるため、すべての試合を地上波で放送するのは物理的に不可能です。全試合を見たい場合は、有料の配信サービス(FODやDAZN、Lemino等)への加入が必要になる可能性があります 。
- フジテレビの動きに注目: フジテレビは、W杯南米予選やアメリカ代表の親善試合などを「FOD」で配信するなど、積極的な動きを見せています 。これが本大会の放映権獲得に向けた布石である可能性もあります。
「朝活W杯」到来!日本時間のキックオフ時間
北米(アメリカ・メキシコ・カナダ)との時差は、日本のファンにとって意外な「メリット」になるかもしれません。
試合のキックオフ時間は、日本時間の「午前中(早朝〜お昼)」に集中すると予測されています 。
- 深夜観戦からの解放: 欧州開催時のように「午前3時起き」といった過酷なスケジュールではなく、朝起きてから観戦できる健康的な大会になりそうです。
- 通勤・通学中に観戦: 平日の試合は通勤電車やランチタイムと重なるため、スマホでのモバイル視聴が爆発的に増えるでしょう 。
テレビ放送の詳細は決定次第、追って情報が更新されるはずです。続報を待ちましょう。
次は、いよいよ「現地で観戦したい!」という方のために、チケット購入方法と開催都市について解説します。
現地観戦を目指す方へ:チケット販売と開催都市の基礎知識

「あの熱狂をスタジアムで感じたい!」そう願うなら、具体的なスケジュールの把握が不可欠です。
【最新】チケット販売の全スケジュール(予定)
FIFA公式チケットの販売は、大きく分けて3つのフェーズで進行します。特に最初の「Visaプリセール」は競争率が比較的低いため、最大のチャンスとなります。
| フェーズ | 時期(予定) | 特徴・狙い目 |
| ① Visaプリセール | 2025年9月10日〜19日 | 【最重要】 Visaカード保有者限定の抽選販売。競争率が低く、当選確率が高い最初の山場です。 |
| ② 一般抽選販売 | 2025年10月27日〜31日 | 全ファン対象の抽選販売。Mastercard等も利用可能になりますが、世界中から応募が殺到します。 |
| ③ 先着販売 | 2025年12月5日以降 | 組み合わせ抽選会(ドロー)終了後の販売。対戦カードが決まっているため、人気試合は瞬殺のスピード勝負です。 |
※日程は変更される可能性があります。必ずFIFA公式サイトで最新情報を確認してください。
価格の目安は?
今大会から「ダイナミックプライシング(価格変動制)」が導入される見込みですが、前回大会(カタール2022)の例を挙げると、グループステージのゴール裏(カテゴリー3)で約69ドル(約1万円前後)からスタートしていました。
確実に手に入れるための「準備」
まずは以下の3ステップを今すぐ済ませておきましょう。
- FIFA IDの作成: FIFA公式サイト(FIFA.com/tickets)でアカウントを作成。
- Register Interest: 販売開始の通知を受け取るための事前登録。
より詳しい購入手順や、座席カテゴリーの選び方については、以下の完全ガイドで徹底解説しています。

まとめ:歴史的転換点となる大会を楽しもう

2026年北中米ワールドカップは、参加国が48チームに増え、試合数も104試合へと拡大する、サッカー史上最大の転換点となる大会です。
カナダ、メキシコ、アメリカという広大な北米大陸を舞台に、約40日間にわたって繰り広げられるこの祭典は、私たちファンにとっても未知の体験となるでしょう。
- 2025年12月5日: 運命の組み合わせ抽選会(ファイナル・ドロー)。日本代表の対戦相手が決まります 。
- 2025年冬〜2026年春: チケットの先着販売やリセール、各国のテレビ放送予定が順次発表されます 。
- 2026年6月11日: メキシコシティでの開幕戦で、熱狂の幕が上がります 。
現地へ行く方も、日本から「朝活」で応援する方も、準備を万全にしてこの歴史的な大会を迎えましょう。最後に、あなたの観戦計画をサポートする記事をまとめました。気になる項目からチェックしてみてください。
「海外サッカーのあるくらし」では、あなたのW杯観戦の夢を叶えるため、知りたい情報を徹底的にまとめました!
気になる項目からチェックして、最高の観戦旅行を計画しましょう。
STEP 1:まずは大会の全体像を知る
▶ 【総合ガイド】2026年FIFAワールドカップの全て:日程、開催16都市、試合形式を完全解説
STEP 2:一番気になる「お金」の話
▶ 【徹底解剖】W杯観戦の費用は総額いくら?リアルな旅費を完全予測
STEP 3:観戦の夢へ!チケット入手の極意
▶ 2026年W杯チケットの買い方を完全ガイド!購入方法、価格、スケジュールを徹底解説
STEP 4:意外と複雑?3カ国の渡航準備
▶ 【保存版】ESTA・eTA・メキシコ入国を完全攻略!必須手続きガイド
STEP 5:広大な開催地を賢く巡る移動術
▶ 【完全ガイド】2026年W杯・大陸横断プラン!移動手段(飛行機・バス)徹底比較
STEP 6:これで安心!旅の準備と持ち物
▶ 2026年W杯観戦旅行はこれで完璧!北中米で必須の持ち物&準備完全ガイド
番外編:試合だけじゃないW杯の楽しみ方

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